科学館と一緒にSDGsを実践しよう!

これまでのイベントレポート

【オンライン】HISの「おしごとけんがく」プロジェクトで、科学館でのプログラミング教室のお仕事紹介を行いました

2024年8月12日(月・祝)、20(火)~21日(水)、「夏休みオンラインおしごとけんがく」(企画:株式会社HIS)で、株式会社コングレの金ヶ崎 繁一が、科学館でのプログラマーとしてのお仕事紹介を行いました。

金ヶ崎が登壇した8月20日(火)の当日は、全国から参加した小学校低学年の約30名の子どもたちに、オンライン上でプログラマーとしてのお仕事を紹介したり、簡単なプログラミングを行ったりしました。



オンラインプロジェクト「おしごとけんがく」は、未来を担う子どもたちが選択肢を幅広く持つこと、そして楽しく正しく知見を高めてもらうことを目的とした株式会社HIS TABIFLEEEEEK social good teamのプロジェクトです。
「子どもたちの体験格差」をなくしたいという想いのもとスタートし、学校や家庭の中で知り得ることができる範囲をこえ、あらゆる “おしごと” に触れることで、将来の夢を誰もが描けるようにと願い、”体験” 機会を創出しています。

本企画は、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」の共創チャレンジに登録している株式会社HISと当社が出会い、お互いのチャレンジ内容に共鳴して実現しました。
今回は3回目の開催です。
1回目(2023/8/17):櫻井 英雄「科学館のお仕事紹介
2回目(2024/1/5):金ヶ崎 繁一「プログラマーのお仕事紹介(高学年向け)
3回目(2024/8/20):金ヶ崎 繁一「プログラマーのお仕事紹介(低学年向け)」

プログラマーのお仕事を紹介!

はじめに、金ヶ崎はアイスブレイクとして、プログラミングで動いたり踊ったりするロボットを披露しました。陽気な音楽で細かく動くロボットに、子どもたちは興味津々でした。

自己紹介のあと、プログラマーの仕事について説明するため、子どもたちと一緒に実際のプログラミング操作を行いました。使用したのは、当社直営の科学体験施設「IMAGINUS(イマジナス)」のプログラミング教室でも使用している「マタタボット」。ロボットの行き先を指示する矢印表示ブロックをカメラで読み取り、子どもたちに「マタタボット」の行き先を予測してもらうという内容です。子どもたちは、自分が予測した行き先までロボットがきちんと進むかどうか、真剣な表情で見守り、ゴールした瞬間にはうれしそうな顔を見せました。
そして、金ヶ崎は、このようなプログラミングがパソコンやゲーム、エアコンなど、普段の生活で身近なものに使われていることを教えました。


「マタタボット」をカメラで映して、子どもたちに行き先を予測してもらいました(前回配信時の写真)

続いて、プログラマーのお仕事でよかったことや、金ヶ崎が小さいときに興味があったこと・やっていたことなどを紹介。将来の夢に向けて、今何をしたらいいのかを想像して、少しずつ頑張ることがとても大切だと伝えました。


プログラミング操作でも重要なキーワードである「一歩前へ!」というメッセージを子どもたちに伝えました

参加者からは「プログラマーについて詳しく勉強できてよかった」「ロボットを作りたい!プログラミングを習いたい!」などの感想をいただきました。

金ヶ崎の感想
前回の小学校高学年向けに続き、今回は低学年向けにお仕事紹介をさせていただきました。準備段階では、さらに年齢が若い皆さまへ、どんな言葉で伝えると響くのか、どんな内容にすると興味をもってもらえるのかに思いを巡らせ、試行錯誤を繰り返していました。株式会社HISの担当者の方の手厚いサポートをいただき、ぐんぐん成長してほしいという願いのこもった内容にすることができたと思っています。

今回も、画面越しの皆さまが、興味深く話を聞いている顔を見ることができ、うれしかったです。また、積極的に質問をしてくれて、ダイレクトなコミュニケーションができ、とてもうれしかったです。
ご参加くださった皆さま、私をサポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました!


講師を務めたコングレ社員 金ヶ崎 繁一

「マタタボット」のプログラミングはIMAGINUSでも体験できます。また、ほかにも様々なプログラミング教室を実施していますので、ぜひ「IMAGINUS」の公式Webサイトをご確認ください。

【沖縄】南城市文化センターで「夏休みプログラミング教室(入門編)~ロボットと人とのなかよし大作戦~」を開催しました

2024年7月27日(土)・7月28日(日)、株式会社コングレは、南城市文化センター(沖縄県南城市佐敷字佐敷307)で、「夏休みプログラミング教室(入門編)~ ロボットと人とのなかよし大作戦~」を開催しました。講師はコングレ社員の金ヶ崎 繁一が務め、小学校低学年から高学年のお子さまと保護者の方々に、プログラミングの基礎や応用を、楽しく学んでいただきました。

コングレは、株式会社沖縄コングレ(沖縄県那覇市、代表取締役:武内 紀子)、株式会社沖縄日本管財(沖縄県那覇市、代表取締役社長:城間 英享)、株式会社よしもとエンタテインメント沖縄(沖縄県那覇市、代表取締役社長:和泉 かな)とともに、4社で構成された指定管理者「南城CONY共同事業体」として、「南城市文化センター」の管理運営を担当しています。


南城市文化センターで開催した「夏休みプログラミング教室(入門編)~ロボットと人とのなかよし大作戦~」

本教室は、教材に株式会社くもん出版の「マタタラボ プロセット」を使用し、身体を使ったゲームを交えながら親子でプログラミングの基礎を学ぶものです。講座の内容はコングレが独自に開発し、直営科学体験施設「IMAGINUS(イマジナス)」をはじめ、当社が管理運営する複数の指定管理者施設で実施して好評をいただいています。

今回のイベントは、南城市文化センターの開館30周年記念企画「地域住民のための講演会」の第1回として開催しました。

南城市の子どもたちが、地元の施設で楽しくプログラミングを学ぶことで、家庭や地域との連携を強化し、小学校教育課程が目指す『プログラミング的思考(生きる力・活きる力)を育む』という目標に、この教室を通じて貢献することを目指しました。


まずは16枚のマス目を使って予行練習


タブレットでロボットの動きを予想しながらプログラミング

教室では、いきなりロボット(マタタボット/くもん出版社)を動かすのではなく、まず自分の身体を使ってロボットを動かすための前後左右の動き・方向感覚を確認します(写真左上)。自分の頭の中で、ロボットの動きをイメージできるようにしてから、プログラミングにチャレンジしていきます。

感覚が掴めてきたところで、いよいよ本番。低学年のお子さんはブロック、高学年のお子さんはタブレット(写真右上)を使い、どのようにロボットが動くのかを予想しながらプログラミングしていきます。

本教室では、間違えること、失敗することも大切な体験として企画しています。思考錯誤を繰り返しながら、あきらめずにロボットをゴールまで動かすことができたとき、子どもたちは最高の笑顔になります。


講師のきんちゃんと一緒に試行錯誤


ロボットが思い通りに動き、みんなで拍手!

終了後、保護者からは、「プログラミングの基本から子どもと学べて体を動かして楽しかった」「とてもわかりやすく説明してくれて、大人も子どもも楽しく学ぶことができた」「子どもが考えながらロボットを動かす姿が見れて良かった」などのコメントをいただきました。

コングレは、今後も積極的に周辺地域の活性化や次世代育成に貢献するイベント企画に取り組んでまいります。

板橋区立教育科学館で「みんなで参加!プラスチックごみ画像収集プロジェクト」を実施しました

2023年1月27日(土)、板橋区立教育科学館(東武東上線 上板橋駅 北口から徒歩5分)でごみ拾いSNS「ピリカ」を活用し、海洋プラスチック汚染について学ぶワークショップ「みんなで参加!プラスチックごみ画像収集プロジェクト」を実施しました。
株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は、共同事業体による指定管理者として、板橋区立教育科学館の管理運営を担当しています。

 



本イベントは、板橋区立教育科学館で通常開催している教室より難易度が高く、講師を主に外部からお招きしている「科学教室上級」のもので、もっと深く科学やプログラミングを学びたい人向けのワークショップです。

今回は、鹿児島大学大学院の室屋 龍之介さんを講師としてお招きし、小学4年生以上の親子を対象として実施しました。

晴天に恵まれた当日、5組10名の参加者が集い、板橋区の西高島平駅を出発し、荒川河川敷周辺までごみ拾いを行いながらSNS「ピリカ」を活用し、ごみ画像を集めました。
「ピリカ」は、株式会社ピリカが“ごみ拾いを楽しく、続けやすく!”という思いで開発したもので、拾ったごみの量や場所をかんたんに記録・集計・発信することができるアプリです。


ごみ拾いの前に講師から説明がありました

今回のイベントでは、ただごみを拾うだけでなく、「ピリカ」でごみ画像を撮影しデータを収集・分析することで、海洋プラスチック汚染について学ぶことができる内容となっています。
海に漂流・漂着するプラスチックごみの80%は陸起源と言われています。参加者の皆さんが撮影した画像データは鹿児島大学で集積され、種類別のプラスチックごみ量の推算や、その時間変化の追跡につながっていきます。つまり、陸上で行ったごみ拾いが、海洋プラスチックに関係する研究を前進させることに貢献することとなったのです。

参加者からは「陸上のごみが海のプラスチックごみの研究につながっていることに驚いた」という感想がありました。

板橋区立教育科学館では、ほかにも様々な教室を実施しています。是非「板橋区立教育科学館」のサイトをご確認ください。


HISの「おしごとけんがく」プロジェクトで、科学館のプログラマーのお仕事紹介を行いました

2024年1月5日、オンラインプロジェクト「おしごとけんがく」(企画:株式会社HIS)で、株式会社コングレの金ヶ崎 繁一が、科学館でのプログラマーとしてのお仕事紹介を行いました。
当日は、プログラミング教室を実施しているコングレ直営の科学体験施設「IMAGINUS(イマジナス)」の映像スタジオから、全国から参加した約30名の子どもたちに、オンライン上でプログラマーとしてのお仕事を紹介したり、簡単なプログラミングを行ったりしました。


最後の記念撮影

オンラインプロジェクト「おしごとけんがく」は、未来を担う子どもたちが選択肢を幅広く持つこと、そして楽しく正しく知見を高めてもらうことを目的とした株式会社HISのTABIFLEEEEEK social good teamのプロジェクトです。「子どもたちの体験格差」をなくしたいという想いのもとスタートし、学校や家庭の中で知り得ることができる範囲をこえ、あらゆる “おしごと” に触れることで、将来の夢を誰もが描けるようにと願い、”体験” 機会を創出しています。
大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」の共創チャレンジに登録している株式会社HISと当社が出会い、お互いのチャレンジ内容に共鳴して、本企画が実現。今回は、夏休みに実施した科学館のお仕事紹介に続いて2回目となります。

プログラマーのお仕事を紹介!~ポイントは“逆算”

はじめに、金ヶ崎は自己紹介の中でミニドローンを飛ばしました。金ヶ崎が操作をしていないことに気付いた子どもたちは、自動で飛ぶドローンに興味津々。プログラムを組んで飛ばしていることを説明すると、画面越しでも楽しそうにしている様子がうかがえました。

    
↑画面越しにミニドローンを紹介 

↑自動で飛ぶ様子に子どもたちは興味津々

続いて、実際にプログラミング操作を行いました。使用したのはIMAGINUSのプログラミング教室でも使用している「マタタボット」。ロボットの行き先を指示する矢印表示ブロックと「マタタボット」をカメラで映して、指示通りに実際に動くかどうかを見せます。簡単な操作例を見せた後に、失敗の例も出して、次にどう組めばゴールにたどり着けるかを子どもたちに質問し、回答してもらった通りに操作を進めました。
自分の指示した通りに動くロボットが、きちんとゴールに向かうかどうか、子どもたちの真剣な表情がうかがえました。


本日のポイントをお話ししました


「マタタボット」が指示通りに動くか?子どもたちに質問しながら操作を進めました

最後に、まとめとして、金ヶ崎が子どもたちに伝えたいことを述べました。

◆金ヶ崎の子どもたちへのメッセージ
失敗は成功のもとであって、プログラミング操作でも失敗したように、今現在、プログラミングが難しい、大変だと思っても、できるようになるととても楽しいので、チャレンジを続けてみて欲しいです。そして、本日のポイントであった“逆算”という言葉は、プログラマーのお仕事にとっての基本であるだけでなく、自分が大人になった時にどうなっていたいかを考えるにも大事な言葉であるので、今回がその機会になれば幸いです。

参加者からは「指示通りに実際に動く機械を見られて面白かったです」「先生の『やさしいほどつまらないものはない!』という言葉が心に刺さりました。見習っていろいろなことに挑戦したいと思います」などの感想をいただきました。


IMAGINUSでも体験できます

◆金ヶ崎の感想

ご縁をいただき、人生初のオンラインイベントを担当しました。
準備段階からドキドキ、本番中も終始ドキドキしていましたが、株式会社HISの担当者の手厚いサポートをいただき、貴重な体験となりました。
当日は参加者から「すごい!」「楽しい!」などのチャット(メッセージ)を多数いただき、リアルな声と同じぐらいの喜びを感じながら実施することができました。
また、画面越しの皆さまが、とても真剣な表情で聞いていて、こちらもリアルと引けを取らないぐらいうれしかったです。
ご参加くださった皆さま、私をサポートしてくださった皆さま、本当にありがとうございました!機会がありましたら、是非、またお会いしましょう!


「IMAGINUS」では、ほかにも様々なプログラミング教室を実施しています。是非「IMAGINUS」のサイトをご確認ください。

千葉市科学館で秋の企画展「あれも? これも? 知ってるつもりなSDGs」開催しました。

20231021日(土)~1119日(日)、株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は、共同事業体による指定管理者として管理運営を担当する千葉市科学館(千葉市中央区中央4-5-1)にて、秋の企画展「あれも? これも? 知ってるつもりなSDGs」開催しました。

SDGsは『よく聞く言葉だから知っている!』という人も多いと思いますが、今回は、より身近にあるモノから見えてくるSDGsを知るために、暮らしに欠かせないモノに注目した千葉市科学館オリジナルの企画展です。


↑展示室の様子

展示構成は以下の通りです。

【暮らしの中から見る身近なSDGs
生活用品やライフラインからSDGsを見るために、環境に配慮した素材や資源を再利用した素材を使った商品(容器、紙、服など)の中から代表的なものの実物展示を行いました。

パネル展示「かるたでよみとく わたしと世界のつながり」(企画・製作 日本科学未来館 監修・協賛 花王株式会社)では、私たちの暮らしと、地球の資源や生態系、さまざまな人々の関わりについて、「かるた」の絵札と読札形式のパネルを掲示し、SDGsを楽しくわかりやすく紹介しました。また、「かるた」で遊べるワークショップも実施しました。

かるたの例:
お オランウータン 森を失い 絶滅しそう
か 海洋プラスチック 亀、海鳥も、困っている
し 食品ロス まずは冷蔵庫のチェックから


↑「かるたでよみとく わたしと世界のつながり」の様子


【自然から学ぶSDGs
AR(拡張現実)で地球のリアルタイムを観察できるアースボールを展示しました。森林や海岸ではどんな問題があるのか、タブレット端末を使って今の地球環境を見られるよう紹介しました。

【みんなのアイデア】
来場者のアイデアや関心事を共有してもらうために「アイデア掲示板」を設置しました。「身近なところからすぐできること」や「こんなものが未来にできるといいな」といったアイデアを掲示し、みんなのアイデアと見比べて「自分ならどうするか」「どのようなことができるか」を考えてみる展示を行いました。

  
↑みんなのアイデア


【ワークショップ】
企画展示室内では、「ケミカルパズル&すごろく」(企画・製作 環境省)、カードゲーム、工作体験など様々なワークショップを実施しました。遊びながら身の回りのアレコレが化学物質であることや、化学物質が何の役に立ち、何に気を付けなければいけないのかを学ぶことができる「ケミカルすごろく」が特に人気でした。


↑ケミカルすごろく

また、展示前後で、みんなの気になるSDGs目標を投票してもらいました。

6(安全な水とトイレを世界中に)14(海の豊かさを守ろう)、1 6(平和と公正をすべての人に)への関心が高いという結果となりました。

↑気になるSDGsの投票結果

これからも、コングレは科学館と一緒にSDGsを実践できる取り組みを実施していきます。

 
↑企画展のポスター

バンドー神戸青少年科学館で「第5回ポートアイランドサイエンスフェスティバル」を開催しました

2023年11月18日(土)、株式会社コングレが指定管理者「SFG神戸」として管理運営を担当するバンドー神戸青少年科学館(神戸市中央区港島中町7-7-6)で「第5回ポートアイランドサイエンスフェスティバル」(主催:バンドー神戸青少年科学館)を開催しました。
本イベントの中で、コングレは、パナソニックグループと共に「大阪・関西万博フォトスポット&『マテモン』人気投票!」を出展しました。



コングレは、大阪・関西万博において、パナソニックグループパビリオン「ノモの国」運営業務を担当します。今回、万博開催までの共創活動の一環として、本イベントに共同で出展することとなりました。

大阪・関西万博の公式キャラクターであるミャクミャクのフォトスポットを設置し、多くの来館者が記念写真を撮っていました。
ミャクミャクのことを知っているお子様が多く、「万博に行きたい!」という声も聞こえ、大阪・関西万博を楽しみにしている方が多くいることがわかりました。
また、「マテモン」はパナソニックの素材から生まれたオリジナルキャラクターです。
今回は全6体のパネルを展示し、それぞれの種類や特徴、どんなモノに変身できるかを紹介。来館者にはパネルを見て、どのキャラクターが気に入ったかシールを貼って投票をしていただきました。キャラクターの印象や特徴など、基準はそれぞれながら、皆さん一生懸命考えている様子でした。


ミャクミャクのフォトスポット


オリジナルキャラクター「マテモン」

パナソニックは、家電に使われるマテリアルの徹底的なリサイクルや、工場端材のアップサイクルを進めており、パビリオン建設にもリサイクル材料や工場端材・廃材を活用しています。今回の出展で「マテモン」を通して、皆さんが環境について考えてもらうきっかけとなれば幸いです。

今回の取り組みは、コングレが実施する共創チャレンジ「科学館と一緒にSDGsを実践しよう!」にも登録し、発信してまいります。
(共創チャレンジとは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するための参加型プロジェクト「TEAM EXPO 2025」プログラムに参画するためのアクションです)

【オンライン】HIS主催の「おしごとけんがく」で科学館のお仕事を紹介しました。

2023年8月17日、オンラインプロジェクト「おしごとけんがく」(企画:株式会社HIS)で、株式会社コングレの櫻井 英雄が、科学館のお仕事紹介を子どもたちに向けて行いました。

櫻井は、当社が共同事業体による指定管理者として管理運営を担当する板橋区立教育科学館に勤めています。当日は、全国から参加したおよそ30名の子どもたちに、オンライン上で科学館スタッフの一日の働き方を紹介したり、簡単な科学実験を行ったりしました。

最後にフレミングの法則のポーズをした記念撮影

オンラインプロジェクト「おしごとけんがく」は、未来を担う子どもたちが選択肢を幅広く持つこと、そして楽しく正しく知見を高めてもらうことを目的とした株式会社HIS TABIFLEEEEEK social good teamのプロジェクトです。
「子どもたちの体験格差」をなくしたいという想いのもとスタートし、学校や家庭の中で知り得ることができる範囲をこえ、あらゆる “おしごと” に触れることで、将来の夢を誰もが描けるようにと願い、”体験” 機会を創出しています。
今回、大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」の共創チャレンジに登録している株式会社HISと当社が出会い、お互いのチャレンジ内容に共鳴して、本企画が実現しました。

◆科学館の仕事や科学の面白さを子どもたちに紹介!~「なぜ?」と思うことを大切に~

当日は、ネコのアバターに変身したHISのスタッフが会を進行しました。
櫻井は、まず自己紹介として、自身の小さい頃から今なぜ科学館で働いているのかまでをお話ししました。そして、科学館がどんなところかを、自身が撮影した動画を流しながら紹介。科学館に設置している貴重な化石や、普段では入れない科学館スタッフが働く事務所、プラネタリウムを操作するコンソールと呼ばれる設備について、わかりやすく説明しました。


資料に沿って子どもたちにわかりやすくお話ししていました。


プラネタリウムのコンソール。普段なかなか見れない設備です。

そして、子どもたちに人気のスライムで実験を行いました。粉をかけて混ぜたスライムがどうなるか、子どもたちはとても興味津々。画面越しに映る変化したスライムを楽しそうに見ていました。

続いて手元に紙と鉛筆、定規を準備してもらってクイズの出題です。まず、子どもたちに1.3cmの丸を書いてもらいます。そしてそれを地球に見立てて、月と太陽の大きさと地球との距離はどのくらいかを当ててもらいました。結果として、地球が1.3cmに対して、月の大きさは3mm、距離は40cm。太陽の大きさは定規では測れない1m40cm、距離は140mと、風船や地図を使って表現しました。


スライムに粉を入れて混ぜます。粉の正体はクエン酸。酸に反応したスライムが溶けていく実験でした。


子どもたちに書いてもらった1.3cmの地球からおよそ140m離れた距離にある太陽の大きさは大体この位だと風船で説明しました。

他にも、目に関わるクイズを出題し、子どもたちに図を書いてもらいながらわかりやすく目の仕組みを説明し、質問コーナーへ移りました。質問コーナーでは、どうしてスライムが溶けたか、なぜ科学館で働いているのか、一番大変な科学実験は何かなど、子どもたちから様々な質問があり、一問一問櫻井がわかりやすく丁寧に回答しました。

最後に、参加した皆さんでフレミングの左手の法則ポーズをして笑顔で記念撮影。「なぜ」と思うことを大事にしてください、「なぜ」と考え、調べてもわからない時は、いつでも科学館に来てください、という櫻井の言葉で会を終えました。

参加者からは「実験もあって楽しかった」「地球と月と太陽の大きさの比較がためになった」「とてもよい学びの時間となった」などの感想をいただきました。今回の「おしごとけんがく」を通じて、子どもたちがより科学に興味をもってもらえれば幸いです。参加者の皆さま、今回この企画に携わった関係者の皆さま、誠にありがとうございました。

■櫻井 英雄の感想
普段、私が科学館で行っているワークショップと違って参加者の反応が見えづらいため、なかなか難易度が高かったです。
時に深海などの調査をする際に無人の探査機を使用することがありますが、ある研究者が「実際に自分がそこに行き、自分の目で見たほうが多くの発見がある」とおっしゃっていたことを思い出しました。
最初はどのように進めたらよいか困惑しましたが、途中から「絶対に集中して聞いてくれている」と開き直り進めたところ、結果としてはよい反応をいただけました。


板橋区立教育科学館に勤める櫻井

バンドー神戸青少年科学館で「ソウゾウの実験室」を開催しました

2023年8月20日(日)、バンドー神戸青少年科学館(神戸市中央区港島中町7-7-6)のプログラミングラボで「ソウゾウの実験室 vol.2~未来の夢をかなえる道具をソウゾウしよう~」(主催:パナソニックグループ、共催:株式会社コングレ)を開催しました。株式会社コングレは、指定管理者「SFG神戸」としてバンドー神戸青少年科学館の管理運営を担当しています。
当日は15名の子どもたちと保護者の方々、そして大阪大学の学生6名がボランティアとして参加し、大盛況のうちに終了しました。



ソウゾウの実験室は、パナソニックグループが2025年大阪・関西万博開催2年前(2023年4月13日)を機に、万博開催の大きな取組みテーマのひとつである「共創」を目的としてスタートさせました。これは大阪・関西万博「TEAM EXPO 2025」の共創チャレンジとしても登録されており、コングレも共創メンバーとして参画しています。

はじめに、講師の滝野 愛弥子氏から現在起こっている地球環境の問題、今後起こりうるネガティブな未来予測等のプレゼンテーションがあり、子どもたちに環境についてのイメージを持ってもらいました。そしてその問題を抱えた地球をより良くするため、子どもたちがそれぞれ叶えたい未来と、それを実現するために使う「道具」をソウゾウして工作で作ってもらいました。


講師:滝野 愛弥子氏


工作の様子1


工作の様子2


後半では、子どもたちが作品を作る工程で出た端材にフォーカスし、パナソニックの工場で発生する端材と、端材再利用の重要性について説明しました。そして端材を活用しながら工作した道具をより良く進化させるためにはどうすればよいかをワークシートを使って考えてもらいました。最後には画像生成AIを使い、子どもたちがソウゾウしたアイデアをイメージ化し、缶バッジにしてプレゼント。想像を超えた画像を見た子どもたちからは、とても驚き、喜んだ様子が見られました。


実際にパナソニックの工場から出る端材の見本


今回のイベントでは、パナソニックグループが企画し株式会社Relicが実証実験を進めている教育サービス「Ipsum(イプソマ)」の実証実験も行いました。「Ipsum(イプソマ)」は、パナソニックのセンシング・AI等の技術を応用し、イベント中の子どもの顔を動画で記録し、表情や集中度合いを分析しながら子どもの好きなことや得意な部分を発見するレポートが作成されるサービスです。レポートは後日、協力いただいた12名の参加者に送付される予定です。

2時間強にわたるイベントでしたが、子どもたちは終始集中しながら工作を楽しみ、大人では思い浮かばないような斬新なアイデアが次々と生まれました。参加いただいた皆さまにとって、満足度の高い、思い出に残るイベントになったのではないかと思います。

コングレは、今後も、様々な企業・機関と連携し、大阪・関西万博の機運醸成を図るイベントを企画・提供してまいります。

パナソニック_ソウゾウノートの記事はこちら

【神戸】兵庫県立美術館で「空飛ぶクルマ」特別展示およびバンドー神戸青少年科学館とのコラボ企画を開催

2022年7月18日、兵庫県立美術館で万博1000日前イベントにおける「空飛ぶクルマ」特別展示およびバンドー神戸青少年科学館とのコラボ企画が開催されました。株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)が指定管理者として管理運営を担当しているバンドー神戸青少年科学館は、兵庫県万博推進課と連携し、科学館でクラブ活動をしている子どもたちを対象に、万博の目玉の一つ「空飛ぶクルマ」を体感できる企画を実施しました。

コラボ企画では、「空飛ぶクルマ」に関連するイベントが複数実施され、15名のクラブ員とその家族、40名が参加しました。



子どもたちは「空飛ぶクルマ」の実物を間近に見ながら、開発に携わる株式会社SkyDriveの社員から説明を聞きました。そして、将来「空飛ぶクルマ」が飛んでいる姿をイメージして絵に描き、それを兵庫県の斎藤元彦知事に見ていただきながら交流をしました。



子どもたちは、自分が描く明るい未来を描き出すことに非常にワクワクしている様子でした。

最後には、株式会社SkyDriveの福澤知浩代表取締役CEO、齋藤元彦兵庫県知事、県内大学生による「空飛ぶクルマにどんな夢を乗せますか?」をテーマとしたトークセッションが行われました。

これらの体験は参加した子どもたちにとって、充実した機会となったようです。

コングレは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するためのプログラム「共創チャレンジ」において「科学館とSDGsを実践しよう!」の取り組みを行っています。

「バンドー神戸青少年科学館(神戸市立青少年科学館)」をはじめ、横浜市、千葉市、新潟県、山梨県、東京都板橋区のコングレが運営を担当する各科学館と連携して「科学館×SDGs」のイベントを今後も積極的に開催し、子どもたちの明るい未来へつながる活動を行っていきます。

オンライン子ども大学「こどハピ」と連携し、全国の子どもたちへ「科学館スクール」を開始

株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)は、オンライン子ども大学「こどハピ」を運営する株式会社シンシアージュ(東京都渋谷区、代表取締役:久木田敬志)と連携して、全国の子どもたち向けに、無料配信授業「科学館スクール」を開始。2022年1月30日には、「『宇宙』をテーマに食べ物について学んでみよう!」と題して、第1回「科学館スクール」を開催しました。
「科学館スクール」では、コングレが運営する全国の科学館(神戸市、山梨県、新潟県、横浜市、千葉市)と連携しながら、科学にまつわる未知の世界の刺激的なワクワクをお届けします。



株式会社シンシアージュが運営する「こどハピ」は、全国の子どもたちに向けた無料オンラインスクールであり、たくさんの講師が豊富なコンテンツを毎日ライブ配信でお届けしています。
コングレは、そのうちの授業の1つとして、「科学館スクール」を実施します。本授業では、コングレが運営に関わる全国5拠点の科学館の施設を活用し、実際に科学館に行って体験したような学びを子どもたちへお届けしていきます。

2022年1月30日には、第1回「科学館スクール」を開催。「『宇宙』をテーマに食べ物について学んでみよう!」と題して、⾷育デザイナー CreEat代表の⼟井 仁吾 先生が講師を務めました。
はじめに、子どもたちに向けて、地上と同じように食事をとることが難しい宇宙で、より良い食事体験を実現させるために“宇宙で食べられるカレーについて考えましょう”というお題を出しました。
子どもたちからは、「飲めるカレー」や「味に飽きのこないもの」といった発言から、「うるち米ではなく、災害時にも使われているアルファ米を使う」など専門的な意見まで、たくさんのアイデアが出されました。
保護者からは、「子どもたちが自分の意見を発信したり、周りの子どもたちの意見を聞いたりして、楽しく有意義な時間を過ごしていた」「ほかのテーマでも参加させたい」などの声が寄せられました。
今回オンラインで行った授業は、3月、科学館で実際に対面授業としても行う予定です。

  

 

「科学館スクール」は、大阪・関西万博の「TEAM EXPO 2025」プログラム「共創チャレンジ」の「科学館とSDGsを実践しよう!」の取り組みです。
共創チャレンジとは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するための参加型プロジェクト「TEAM EXPO 2025」プログラムに参画するためのアクションです。



「誰一人取り残さない」というSDGsの理念に基づき、「科学館スクール」第2回以降も、子どもたちの学びにつながる楽しい授業をどんどん開催してまいります。

【大阪】エル・おおさかで科学館と協力して「第3回わくわく子どもフェスティバル」を開催しました

2021年12月12日、株式会社コングレ(東京都中央区、代表取締役社長:武内 紀子)が指定管理者のメンバーを務める「エル・おおさか(大阪府立労働センター)」で、「第3回わくわく子どもフェスティバル(主催:一般財団法人大阪労働協会、株式会社コングレ)」を開催しました。

コングレが指定管理者として管理運営する「バンドー神戸青少年科学館(神戸市立青少年科学館)」の協力のもと、子どもが保護者と一緒に楽しめるイベントを行いました。



エル・おおさかの指定管理者の代表を務める一般財団法人大阪労働協会とコングレは、2019年度から「わくわく子どもフェスティバル」を毎年開催しており、今回で第3回となりました。第1回は「スライム」、第2回は「万華鏡」をテーマに実施。今年は「色」をテーマに、身近な素材を使った実験ショーや工作のプログラムを設けました。


まず、「不思議な色変わり実験ショー」と題して、くだもの・花・野菜を使った色実験や、色の3原色にまつわる実験をしました。


不思議な色変わり実験ショー

次に、工作のプログラムで、水性ペンやカプセルトイの空ケースなどの身近な素材を使って実験学習を行いました。
はじめに、水性ペンとコーヒーフィルターを使って、「ペーパークロマトグラフィー」の実験に挑戦。コーヒーフィルターに水性ペンでお絵かきをして、その上に水を垂らすと色が分離されます。子どもたちはその様子を見ながら、どのような色の組み合わせによって、それぞれの色ができているのかを学ぶプログラムでした。


水性ペンとコーヒーフィルターで「ペーパークロマトグラフィー」の実験


最後に、カプセルトイの空ケースを利用して「色変わりバスボム」を作りました。
食紅で色をつけたクエン酸と重曹の粉を、カプセルトイの空ケースに詰めて固めると、カラフルなバスボム(発泡タイプの入浴剤)が完成。子どもたちには、バスボムが水に溶けたときの色を想像してもらい、実際にお風呂で使用したときにその色とあっていたか確かめてもらうまでを、実験のプログラムとしました。


クエン酸と重曹の粉を混ぜ、カプセルトイの空ケースに詰めて固める


「色変わりバスボム」の完成

今回のイベントは、まるでマジックショーのような色の実験や、子どもと保護者が一緒に工作を楽しめる実験やワークショップを通して、子どもたちの積極性を引き出しながら進めていきました。また、普段ならゴミになってしまうような素材を使用することで、SDGsにつながるリサイクルの意識を持ってもらうことも意図しています。

コングレは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現するためのプログラム「共創チャレンジ」で「科学館とSDGsを実践しよう!」の取り組みを行っています。

「バンドー神戸青少年科学館(神戸市立青少年科学館)」をはじめ、横浜市、千葉市、新潟県、山梨県のコングレが運営を担当する各科学館と連携して、今回の「わくわく子どもフェスティバル」のような「科学館×SDGs」のイベントを、今後も積極的に開催し、子どもたちの明るい未来へつながる活動を行っていきます。



【神戸】「コングレpresents SDGsをさがせ! クイズラリー」を実施しました!

20211113日~14日、株式会社コングレが指定管理者として管理運営を担当し ているバンドー神戸青少年科学館で「第3回ポートアイランドサイエンスフェス ティバル」が開催されました。コングレは最初の共創チャレンジ企画として、14 日に「コングレpresents SDGsをさがせ!クイズラリー」を出展しました。

「第3回ポートアイランドサイエンスフェスティバル」の今年のテーマはSDGsで、科学館が位置するポートアイランド内外の大学、施設、企業から展示やワークショップが科学館に集結しました。


↑ 受付の様子

館内の展示物やブースの至るところに、SDGsに関するクイズのパネルを設置。参加者は受付で配布されたクイズカードを手に、館内を回ってクイズに答えていきます。すべて回答できた方には、神戸新交通株式会社のオリジナルグッズやSDGs関連グッズをプレゼントしました。


↑ クイズに参加する方の様子

事前に配布を予定していたクイズカードはあっという間になくなり、急遽100名分をを追加しました。それでも、15時頃には受付終了となり、クイズラリーは大盛況でした。

また、参加者にSDGsを自分事として考えてもらうために、ポストイットに明日からできる「SDGsアクション宣言」を書いてもらいました。特に、お子さんが率先して書いてくれる姿が目立ち、保護者の方々もその様子を見ながら、SDGsについて改めて考えるきっかけとなったようです。

皆さん一生懸命にクイズに取り組んでくださり、宣言のポスターもたくさん埋まりました。




↑ SDGsアクション宣言

これからも、コングレは科学館と一緒にSDGsを実践できる取り組みを実施していきます。
今後検討している具体例は以下の通りです。

①様々な地域団体や企業とプログラムを企画・実施
(子どもを対象とした講座、ワークショップ、野外活動、シンポジウム、サイエ ンスフェスティバル、ゼミ、コンテスト、オンライン配信など)
②各テーマに沿った専門家や影響力のある方による講演会やワークショップなど
③各地域の科学館のレガシーとなるネットワーク形成など

プラットフォームの充実・拡大に協力いただける企業・団体、世界各地の科学館の方々、その他、具体的なイベントのご提案、子どもたちが活動に取り組むための資材提供なども歓迎しています。 

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